株式会社島津製作所(社長 上田輝久)と、太陽生命保険株式会社(社長 田中勝英)は、株式会社MCBI(代表取締役 内田和彦)に共同出資を行ったことを、今月22日発表した。
認知症予備軍と言われる軽度認知障害(MCI)の段階で早期に生活習慣の改善を行うことが、認知症のリスク軽減に繋がることなどがわかっており、筑波大学発バイオベンチャーのMCBI社は、軽度認知障害(MCI)を早期に発見できる「MCIスクリーニング検査」を全国約1800 の提携医療機関を通じて提供している。
今回のMCBIへの出資について、島津製作所はヘルスケア先端領域への取組み強化の一環として、ヘルスケアスクリーニング事業の足がかりを得て社会課題の解決に貢献していきたいとしている。
一方、太陽生命は昨年10月に、歩行速度を継続的に測定し、将来の認知症のリスク予兆を知らせるスマートフォンアプリ「認知症予防アプリ」の提供を開始するなど、シニア層の健康をサポートする各種サービスの充実を図っている。
(TwinWeeks 編集部)
プレスリリース(島津製作所): http://www.shimadzu.co.jp/news/press/n00kbc000000dgng.html
日本経済新聞「島津製作所と太陽生命、筑波大発バイオベンチャーに出資」(2017年8月22日): http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ22I0J_S7A820C1TJ1000/
MCBI Webサイト: http://mcbi.jp/
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